レポート

輪島水害復旧支援工事

弊社では現在、輪島市内で床上浸水した住宅の復旧工事を行っています。
その住宅は地震前に家全体のリフォームを行ったおかげで、地震の被害は免れたものの、今回の水害で床上まで浸水してしまい、今でも床下に泥が溜まったままの状態になっていました。

地元業者の工事ではすぐには対応してもらえず、一年以上待たなければいけないとの事だったので、弊社に声がかかり、今回の工事を行うこととなりました。

床下の泥を排出するためには、床の仕上げ材を全て撤去する必要があり、1階全ての部屋の撤去作業はかなりの時間を要します。また、リフォームで床下に断熱材が吹き付けられていたので、床の下地に張り付いた断熱材の撤去作業は想像以上に大変なものでした。


壁の下の方にも泥が入り込んでいたので、壁も少し解体することになりました。
床の泥を撤去してから2週間程度床下を乾かします。その後、消毒・防蟻処理→新しい床材の施工→キッチンなど設備機器の設置→仕上げ工事となります。

輪島市内は今でも崩れた道路や倒壊した建物があちらこちらで見られ、復興にはまだまだ時間がかかりそうです。そんな中での水害ですから、地元の人たちの気持ちは計り知れません。

今週から新しい床材の施工の作業にはいりました。年内に工事を終え、綺麗になった住宅で年を越せるよう、精一杯努めさせていただきます。

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